最初から話せたわけではない。
私も、最初から英語を自在に話せたわけではありません。米国で学び始めた頃は、先生の質問を聞き取れず、自分の番が近づくと、前の人の受け答えから「何を聞かれているのか」「どう答えればいいのか」を必死に推測していました。
今だけを見ると、「留学したから話せるようになった」と思われるかもしれません。でも、環境にいただけで英語が使えるようになったわけではありません。
そこから約6年の米国生活を経て、中国・台湾・香港でも約6年間勤務。JTで18年、うち約11年間は海外ビジネスに携わり、英語を使って会議、交渉、営業、事業企画、異なる国籍のメンバーとの調整や関係構築をしてきました。さらに7年間、英語を教えてきました。
ただ、英語を使ってきたのは仕事の場だけではありません。海外で暮らし、人と出会い、友人をつくり、新しい文化に触れ、自分の世界を広げるためにも英語を使ってきました。私にとって英語は「勉強する科目」ではなく、仕事、出会い、挑戦、人生の選択肢を広げるために使うものです。
なぜ「本番から逆算」なのか。
その経験から強く感じているのは、語学は「自分ごと」になった瞬間から、学び方が変わるということです。いつ使うか分からない英語を、教材の最初から順番に学ぶのではない。
- 3ヶ月後の海外会議で、自分の意見を伝える
- 半年後の海外旅行で、現地の人と会話を楽しむ
- 海外赴任先で、チームをリードする
- 留学先で、自分から友人をつくる
- 海外の取引先と、自分で交渉する
- 外国人の友人と、もっと深く話したい
使う場面が具体的だからこそ、何を学び、何を練習すべきかが決まります。だからPEPPは、英語を学ぶ前に、まず「本番」を決めます。
使う場面が決まれば、学ぶべき英語も決まる。
もう一つ、海外の現場で何度も実感したことがあります。誰も、あなたにネイティブのような完璧な英語を期待しているわけではありません。仕事でも、旅先でも、海外生活でも、人との会話でも、大切なのは、どれだけ綺麗な英語を話したかではない。現場で問われるのは、英語を使って「何を伝えたか」「相手とどうつながったか」「何を前に進めたか」です。
それでも多くの英語学習者は、無意識のうちに「正しく話さなければ」「間違ったら恥ずかしい」「もっと上手くなってから話そう」と考えてしまいます。完璧を待っていると、発話は減り、本番で使えるようになるための経験そのものが増えません。
PEPPが目指すのは Perfect English ではなく、相手に伝わり、会話が続き、仕事も人間関係も挑戦も前に進む、Effective Englishです。
PEPPをつくった理由。
PEPPは、私自身の試行錯誤と実践経験、7年間の英語指導、そして海外ビジネスや海外生活で英語を使い続けてきた経験をもとに、「知っている英語」を「本番で使える英語」に変えるために設計したプログラムです。本番から逆算し、必要な力に集中し、実際に使う回数を増やす。遠回りを減らし、英語を、本当に使える武器にしていきます。
そして、英語そのものがゴールではありません。英語のせいで、諦めかけていた仕事、行ってみたかった場所、挑戦してみたかったこと、話してみたかった人、広げたかった世界があるかもしれない。
英語を武器に、その先にある自分の夢や挑戦へ進んでほしい。そんな想いで、PEPPをつくっています。
